捻挫後遺症、アキレス腱炎、足底筋膜炎、有痛性外脛骨、シンスプリント、腱鞘炎・ばね指、野球肩、テニス肘など 小田急線喜多見駅から徒歩2分

【有痛性外脛骨】小6から続いた足の内側の痛みが和らいだ20代女性

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有痛性外脛骨の痛む場所を指さすイメージ(喜多見の整体院の症例記事)
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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

試合の翌朝でした。ベッドから下りて、最初の一歩を踏み出した瞬間。足の内側に、ズキッと鋭い痛みが走りました。

——でも、本当の始まりは、もっとずっと前。小学6年生の、あの頃までさかのぼります。痛くなったり、少し楽になったり。波のように長く付き合ってきた足の内側の痛みが、また強くなって来院された20代の女性、Oさん。今回、私がまず目を向けたのは、痛む足の内側ではなく、そこから離れた「ふくらはぎ」でした。

有痛性外脛骨とは、足の内側にある「外脛骨」という余分な骨のあたりに、痛みや腫れが出やすい状態のことをいいます。もともとの骨の形とスポーツでの負担が重なると、成長期から痛みが出ることがあると報告されています。スポーツをしている方に多いのですが、歩く・立つといった日常の動作で気になる方もいます。

足の内側の外脛骨の圧痛点を指さす様子(喜多見の整体)

ご相談者様のプロフィール

  • 20代・女性/プロテニスプレイヤーとして本格的に取り組んでいます
  • お悩み:両足の内側(有痛性外脛骨のあたり)の痛み。来院時は特に右が強い状態でした
  • 経過:小学6年生の頃から、痛みの波(いい時もあれば悪い時もある)が続いていました。今回はテニスの試合の翌日から、痛みが一段と強くなったそうです
  • 既往:右足の捻挫(2022年)、左足の捻挫(約10年前)

「足の内側」が、痛みと不安に変わった日

Oさんの痛みは、日常のあらゆる場面に顔を出していました。朝、ベッドから下りた最初の一歩。つま先立ちになったとき。ジャンプの着地。指で押すだけでも、足の内側がズキッとします。

つま先立ちで足の内側に痛みが出るかを確認する様子(喜多見の整体)

※写真はご本人にご協力していただきました

そして何より、テニスです。ダッシュして、ピタッと止まる。踏み込んで、跳ぶ。競技テニスの選手にとって当たり前のその動きが、「また痛くなるかも」という不安と隣り合わせになっていました。思いきり動けない——競技をする人にとって、これはとてもつらいことだと、施術をしていて感じます。

なぜ、足元のケアだけでは戻ってきてしまったのか

小6から10年以上、痛む場所はいつも足の内側でした。痛いところそのものを休めたり、ケアしたりすると、少し楽になります。けれど、テニスを再開すると、また波のように戻ってくる。この繰り返しが、Oさんを長く悩ませてきました。

休むこと自体は、けっして悪いことではありません。実際、休めば痛みは和らぎます。ただ、それだけでは戻ってきてしまう。だとすると、痛む足の内側「だけ」が問題なのではなく、その痛みに関わっている場所が、別のどこかにあるのかもしれない——そう考えました。

たとえるなら、セーターの一本の糸のようなものです。手元の編み目が突っ張っているとき、突っ張りのもとは遠くで引っ張られている糸の側にあることがあります。手元だけをいくらほぐしても、遠くの糸が引かれ続けていれば、また突っ張ってしまうのです。

足の内側ではなく、「ふくらはぎ」に目を向けた理由

私が行っているのは、イタリア式筋膜リリース(Fascial Manipulation®)という手技です。イタリアのLuigi Stecco氏が体系化したもので、全身に広がって身体の動きにも関わる「筋膜」の視点から、痛む場所とは離れたポイントにも目を向け、そこにある硬さや張りをみていきます。

足の内側の外脛骨には、「後脛骨筋」という筋肉の腱が付いています。この筋肉は、実はふくらはぎからすねの奥のほう、足首よりずっと上から始まっています。腱は内くるぶしの後ろを回って、足の内側へと届きます。つまり、ふくらはぎ側の筋膜が硬く張ると、その張りが腱を通じて足の内側を引っ張り続けることがある、と考えられます。痛む場所は足の内側でも、負担のもとは足首より上にあるのかもしれない——そう捉えています。

ふくらはぎから足の内側の外脛骨へつながる筋膜の連鎖図(喜多見の整体)

実際にOさんの体に触れてみると、特にふくらはぎまわりに硬さや張りが目立っていました。過去の左右の捻挫や、競技での使いすぎの影響もあってか、ふくらはぎからすねにかけて張りがたまっていたようです。もちろんふくらはぎだけでなく、もう少し上の部分まで含めて全身のつながりをみながら整えていきました。

施術ごとの変化

1回目:来院時に特に痛かったのは右足でした。そこで、右のふくらはぎからすねにかけての筋膜を中心に整えていきました。すると、その場で右足の内側が楽になっていきました。

2回目:来院前のお話で、「右の外脛骨の痛みは良くなった」とOさん。今度は左足です。左は、すねの内側に出る痛み(いわゆるシンスプリント)も一緒にお持ちでした。左のすねからふくらはぎを中心に整えましたが、この日は少し痛みが残りました。

3回目:「まだ左に痛みが残っています」とのことでしたので、左足をもう一度ていねいに整えました。すると、左の痛みも少しずつ落ち着いていきました。一度ですべてが片づいたわけではなく、左は二回に分けて、という歩みでした。

また、テニスを思いきりできるようになった日常

朝の一歩目。つま先立ち。ダッシュから、ピタッと止まる動き。跳んで、着地する。あれほど不安と隣り合わせだったこれらの動きを、Oさんは気にせずこなせるようになっていきました。

「また、全力でテニスができました」

この一言が、私にとっては何よりのことでした。痛みが軽くなること以上に、その人が「やりたかったこと」に戻れること。そこにこの仕事の意味があると、あらためて感じます。

諦める前に

小6から10年以上、波のように続いてきた痛みでも、目を向ける場所を変えると、景色が変わることがあります。もし今、痛いところそのものをケアしても戻ってきてしまう、という繰り返しの中にいるなら、ひとつだけ覚えておいてください。

あなたの痛みに関わっている場所は、今触っているところとは別にあるかもしれません。

足の内側の痛みは、足の内側「だけ」の問題とは限りません。少し離れた場所に目を向けることで、次の一歩が変わるかもしれません。

気になる方は、空き状況だけでも見てみてください。

※当院は医療機関ではありません ※効果には個人差があります

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

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