捻挫後遺症、アキレス腱炎、足底筋膜炎、有痛性外脛骨、シンスプリント、腱鞘炎・ばね指、野球肩、テニス肘など 小田急線喜多見駅から徒歩1分

痛みなくフルマラソン完走できました!学生ランナーのシンスプリントが改善!

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

今回、シンスプリントの症状に悩まされていたのは大学生のSさん。

シンスプリントとは、脛の内側や外側(骨膜)に炎症を起こし痛みが生じる状態のことであり、ランナーに多いスポーツ障害の1つです。

Sさんはアキレス腱炎から始まり、シンスプリントも発症していました。

1か月後にフルマラソンを走る予定ですが、痛みにより思うように練習ができていないとのことで今回は来院していただきました。

以下、Sさんのお話

1か月半ほど前(11月中旬)から張りが気になり、12月上旬にアキレス腱が痛みました。

我慢して走っていたら、シンスプリントも痛み出し始めました。

現在はシンスプリントが1番痛んでいます。

1か月後にフルマラソンを走る予定なので、それまでになんとか治したいです。

シンスプリントにお悩みのSさんの症状を確認

まずは、痛む場所を確認します。

※写真は本人にご協力していただきました

指している通り、すねの内側に痛みが出現するとのこと。

ランニングはもちろん、つま先立ちですら痛みが生じる状態でした。

※つま先立ち:赤い円で囲っているところが痛む場所(写真は本人にご協力していただきました)

シンスプリントにお悩みのSさんの筋膜の状態をチェック!

筋膜は外傷(肉離れ、骨折、捻挫等の様々な怪我)や使いすぎ(オーバーワーク)、使わなすぎ(ギプスによる固定など)が主な要因で、固く(滑りが悪く)なります

また、1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいです。

とういことは、筋膜に対するアプローチをしなければ筋膜の固さ(滑りの悪さ)は残り続け、他の部位へ悪い影響(可動域制限、痛み、感覚異常など)を及ぼす可能性があります。

上記を踏まえてカウンセリングしていくと、Sさんの筋膜が固く(滑りが悪く)なりそうな要因として、

過去の捻挫(外傷)

交通事故(外傷)左側から追突

ランニング(オーバーユース)

これらが考えられました。

そのため、左足を中心に股関節~足部の筋膜の状態をチェックしました。

赤い点が痛む場所。

黄色い点が筋膜が固くなっている(滑りが悪くなっている)ところです。

施術

初回

複数のポイントに筋膜の固い(滑りが悪くなっている)部分がありましたが、初回の施術では、より筋膜の状態が悪いと感じた以下の黄色い点を施術しました。

施術後はつま先立ちの痛みはなくなりました!

2回目の施術

約10日後に再び来院していただき、状態を伺うと、

ランニングはできるようになったが、まだ気になるとのこと。

筋膜の状態は初回より改善されていましたが、前回と同じ箇所に加え、以下の黄色い点の固さが目立ったため新たに施術しました。

施術後は痛みが消失し、あとはランニングして確認していただくようにお伝えしました。

そして、2回目の施術から約1か月後、フルマラソンを終えて来院していただきました。

状態は、痛みなく練習を行えてフルマラソンも完走することができたとのことでした!!

3回目は練習とフルマラソンの疲労でアキレス腱周囲が少し気になるとのことでメンテナンスとして施術させていただきました!

まとめ

Sさんの場合、筋膜が固くなる要素として、

過去の捻挫(外傷)

交通事故(外傷)左側から追突

ランニング(オーバーユース)

これらが考えられました。

シンスプリントはオーバーユースでよく発症するため、安静を強いられることも少なくありません。

しかし、前記したとおり安静にしたところで、筋膜が固くなったところは自然に改善されません

そのため、もし原因が筋膜にあった場合は、根本的な改善に至らず再度発症する可能性も高まります。

当院では、今回のように過去の怪我やスポーツ歴、生活習慣などを聴取して、症状が出ている原因(根本)を施術していきます。

もしかすると、どこへ行っても治らなかったその悩みも当院の施術で改善するかもしれません。

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

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