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筋膜マニピュレーション®の研修をわざわざイタリアまで行って受けてきた!【後編】

2019/04/19
 
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鍼灸師、あんま・マッサージ・指圧師の国家資格を取得しています。 でも、鍼は使わず、手技のみで「筋膜」の調整をしています。 イタリアの理学療法士、ルイージ・ステッコ氏によって考案された『筋膜マニピュレーション®』の国際コースを全て修了しています。さらに、2018年6月にイタリア本部で試験を受けて、筋膜マニピュレーション®セラピスト(Certified Fascial Manipulation® Specialist)として正式に認定されました。この認定を受けているのは日本ではまだ14人。さらに、イタリア本部で試験を受けたのは5人だけ。日本では数少ない筋膜のプロフェッショナルです。
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こんにちは!

世田谷エリアで唯一の筋膜マニピュレーション認定セラピスト、柿沼秀樹です。

 

僕は2017年9月にわざわざイタリアまで行って筋膜マニピュレーションの研修を受けてきました。

前回からそのイタリア研修についてお話しています。

【前編】はこちら

 

今回はその【後編】です。

 

 

イタリア行きを決めるまで紆余曲折ありました。

そのことは【前編】に書きましたね。

 

【後編】は、

  • 実際にイタリアでの研修はどうだったのか?
  • どんな収穫があったのか?
  • いま、振り返って思うこと

などについてです。

 

いざ、イタリアへ

その前に東京で受講した筋膜マニピュレーションレベル3

【前編】でお話しましたが、僕はイタリアへ行く直前に東京でレベル3を修了しました(2017年8/24~30)。

人生初の筋膜マニピュレーションレベル3コースは、期待通りの難しさでした。

レベル3コースでは、内臓の不調と筋膜の関係を扱います。

でも、先輩方が言うように、めちゃくちゃ奥が深かったです。

 

7日間のコースを終えただけでは内容が整理しきれなくて、ちょっと混乱状態。

すぐ後にもう一度同じコースを受けられるのは、絶対プラスになるなと思いました。

 

イタリアへ一緒に行ってくれたメンバー達

 

上原卓也先生(うえたく)

生方瞳先生(ひとみん)

遠藤彩香先生(あやや)

唐澤幹男先生(からさわくん)

 

僕と一緒にイタリアで筋膜マニピュレーションのレベル3を受講してくれた4人です。

カッコ内はそれぞれの呼び名です。

僕以外は全員理学療法士。

みなさんとっても若くて優秀なので、おじさんは何も考えずについて行くだけでした。

 

因みに、上原先生と生方先生は1年前に東京でレベル3を修了済み。

お利口なパターン。

僕と唐澤先生は、東京でレベル3を修了後、すぐにイタリアへ行くというアホなパターン。

遠藤先生は、当時アイルランドへ語学留学中で、イタリアで合流して初めてのレベル3を英語で受けるちょっと無謀なパターン。

9/11からの研修に備えて、9/10の午前中に現地入り。

その日の晩は、翌日からの英語講義に備えてみんなで遅くまで復習会をしました。

 

やっぱり英語だけの講義はきつかった

先ずは、研修の前に記念撮影。

いよいよ、英語だけの講義が始まります。

イタリア研修を見越して、東京でのコースはなるべく英語で聞き取ろうとしたのですけど、実際は通訳の先生に頼っていたのがよーく分かりました。

 

インターナショナルな筋膜マニピュレーションレベル3 in Padova

 

今回の参加者は40名。

ヨーロッパを中心に17か国から集まりました。

イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、オランダ、クロアチア、チェコ、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ケニア、ナミビア、アメリカ、カナダ、オーストラリア、香港、日本。

なんともインターナショナルですよね。

 

理学療法士が多いのですが、中にはドクターや鍼灸師もいました。

欧米にこんなに鍼灸師がいるとは驚きでしたね。

この写真は研修の中日に創始者のルイージ・ステッコ先生の講義の後。

最前列の左から3人目が僕、その隣がルイージ先生です。

 

イタリアまで来なければ体験できなかった2つのこと

 

イタリアでの経験はどれも素晴らしいものでした。

 

その中でも特に貴重な体験が2つあります。

 

1つは、筋膜マニピュレーション®の創始者ルイージ・ステッコ先生の講演が聞けたこと。

 

2つめは、海外の熱いセラピスト達との交流。

 

この2つはイタリアへ来なければ絶対に体験できなかったことでした。

 

ルイージ先生の講演と若き日の物語

 

ルイージ先生の講演

 

イタリアでのレベル3のコースでは、ルイージ先生の講演が聞けるという特典があります。

 

カナダのドクターは、ルイージ先生の講演を聞くためにイタリアへ来たと言ってました。

ルイージ先生がイタリア語で話して、息子のアントニオ先生が英語に通訳する親子共演。

 

アントニオ先生の話では、常に内容を更新しているので、いつも新しいスライドが加わっていて、打合せもなしに通訳するから大変なのだそうです。

 

講演のテーマは、「東洋と西洋の医学の融合というか統合(?)」

 

実は、筋膜マニピュレーション®で使うポイントは東洋医学の経絡や経穴(つぼ)ととても似ています。

 

ポイントによっては、同じ場所にあるものも少なくありません。

 

筋膜マニピュレーション®では、解剖学や運動学によって論理的にポイントを導き出したそうです。

 

西洋医学的な根拠を持つポイントが、東洋医学のポイントと共通性があるという事実はとても興味深いですよね。

 

だからだと思うのですが、ルイージ先生は東洋医学、その中でも鍼灸をリスペクトされています。

 

結論としては、「お互いの長所を融合して新たな医療を目指すべき時が来た」という感じでした。

 

講演の最後に東洋の鍼灸師として意見を求められて、めっちゃびっくりしました(汗)。

 

仰ることはごもっともで、新しい医療を実現することで多くの人が救われると思います、みたいなことを答えましたけど…。

 

 

ルイージ先生から直に若い頃の話が聞けた超貴重な体験

 

ルイージ先生の講演の後に、アントニオ先生とロレンツォ先生、ルイージ先生ご夫妻がベネチアを案内してくださいました。

 

このショートトリップの時に、若きルイージ先生がどのようにして筋膜に出会ったのかという話を聞くことができました。

 

ルイージ先生の話をロレンツォ先生が英語に通訳してくれました。

 

理学療法の世界では、現在でも筋膜へのアプローチは主流とは言えません。

 

若きルイージ先生は、言ってみればアウトサイダーだったのです。

 

その起源は、患者を治したいという強い思いでした。

 

まだ20代の頃のルイージ先生は、学校で学んだ治療を施してもあまり良い結果が得られずにフラストレーションを感じていました。

 

そんな時、ある民間療法に出会います。

 

bone setter(ボーンセッター)という単語を使っていたので整骨という意味でしょうか。

 

自分よりも結果を出せる人たちがいる。

 

患者を治せるようになりたかったルイージ先生は、彼らに教えを乞いに行ったそうです。

 

ところが、彼らは患者を治すことができるのに、「どうして良くなるのか」を論理的に説明することができませんでした。

 

理学療法士だったルイージ先生は、その理由を研究し始めました。

 

それが筋膜という組織に注目するきっかけになったそうです。

 

それから研究に研究を重ねて、現在の筋膜マニピュレーション®にまで発展してきたのです。

 

しかし、残念ながら筋膜マニピュレーション®は理学療法の主流にはなっていません。

 

そこには、既成の概念や既得権益の抵抗があるからだと、僕は考えています。

 

筋膜マニピュレーション®が誕生して30年になりますが、その歴史は古い価値観との闘いだったのだろうと思います。

 

それでも圧倒的な結果を出し続けて、筋膜マニピュレーション®は世界中に広がりつつあります。

 

ルイージ先生の思い描く「新しい医療」を実現するには、さらなる発展が必要です。

 

僕は、筋膜マニピュレーション®が広まれば、もっと多くの方が救われると確信しています。

 

それを実現させるには、僕たちセラピストが技術を磨き、良い結果を出し続けることが大事です。

 

目の前の患者様と真摯に向き合い、コツコツと実績を積み上げていこうと思います。

海外の熱いセラピスト達との交流

 

恐らくは、僕にとってこれが1番の財産になったと思っています。

※ルーカスとモニカ(ポーランド)

ヨーロッパを中心に17か国から40名が集まりました。

 

日本での研修に比べると年齢層も高く(40~50代)、筋膜マニピュレーション®を日頃から使い込んでいる人が多かったです。

 

中にはドクターも4人いました。

※アン(カナダの医師)とブレンデン(アメリカの鍼灸師)

年を重ねても新しい技術を学び続ける姿勢はすばらしいなぁと思います。

 

7日間も毎日顔を合わせていると、打ち解けてきてなんとなく同志という感じになってきます。

 

みんなお互いをリスペクトしていて、とても良い空気感がありました。

 

そんなステキな仲間たちの中でも、僕が最も影響を受けたのがこの人、ハミシ・コテ・アリ(Hamisi Kote Ali)。

 

ケニアのナイロビから参加した理学療法士であり、カイロプラクティックのドクター。

彼はケニアの大学で理学療法士の資格を取りました。

 

しかし、思ったように患者を治せないので、アメリカのパーマー大学でカイロプラクティックを学び医師になりました。

 

アメリカでは、カイロプラクティックのドクターは医師です。

 

因みに、パーマー大学はカイロプラクティックの総本山、名門中の名門です。

 

でも、それでも治療効果に満足できなかった。

 

そして、カイロプラクティックの理論にも限界があると強く感じたそうです。

 

それからというもの、様々な治療法のセミナー(40種以上)を受講する中で、筋膜マニピュレーション®に出会いました。

 

レベル1、レベル2と受講して、それでもフラストレーションは解消されなかった。

 

でも、とても大きな可能性を感じてレベル3を受けた。

 

そこで、筋膜マニピュレーション®の可能性を確信したと言います。

 

今回は彼にとって2回目のレベル3でした。

 

この経歴だけで、どれだけ熱い人物か伝わると思います。

 

マジで熱い。

 

そして、僕はこういう人が本当に好き。

 

ある日のランチタイムに、ハミシとブレンデン(アメリカの鍼灸師)とアントニオ先生、そして僕の4人で話し込みました。

 

その時はいろいろな話で盛り上がりました。

 

どうして東洋人は若く見えるのか(笑)とか、

 

アフリカ人だって年齢不詳でしょ(笑)とか、

 

どうでもいい話題から、筋膜マニピュレーション®のイタリアでの現状まで。

 

今では国内でも実績を認められて、イタリア軍やユベントス(イタリアの有名なサッカーチーム)をみているのも筋膜マニピュレーション®のセラピストなのだそうです。

 

アントニオ先生のクリニックにも、SPをたくさん従えた重鎮がやってくるんだとか。

 

「ここまで来るのに30年かかったんだ」

 

というアントニオ先生の言葉には、その道のりが如何に険しいものだったのかを物語る重みのようなものを感じました。

 

法律の問題や既得権益との摩擦など、様々な障害を乗り越えていまがあるのです。

 

とにかく話が盛り上がって、午後の講義の時間をいつの間にか過ぎてしまいました。

 

研修会場へ戻る道すがら、ハミシが僕に

 

「君は日本のティーチャーになるんだろう?」と聞いてきました。

 

ティーチャーというのは、筋膜マニピュレーション®の講師のことです。

 

一定の研修期間の後、試験に合格する必要があります。

 

僕が「いろいろ複雑な事情があるからなぁ」と答えると、

 

「なぁ、ルイージ先生は30年間闘い続けて来たんだぜ」と僕の目を真っ直ぐみつめて言いました。

 

なんだか、ハッとさせられました。

 

どんな状況であっても、ルイージ先生みたいに自分の夢に向かって信じた道を進むべきなんじゃないの、というのが彼の言わんとしたことだと思います。

 

そうなんです。

 

見方によっては、筋膜マニピュレーション®の歴史は従来(主流)の治療法や既得権益との闘いの歴史でもあるのです。

 

恐らく、初めは見向きもされなかった。

 

それでも結果を出し続けて、仲間を増やし、理解者を増やして、組織を大きくし、大きなうねりのようなものを作った結果として現在の筋膜マニピュレーション®があります。

 

ようやくそのうねりが日本にも伝わって、2012年から研修が行われるようになりました。

 

日本における黎明期に筋膜マニピュレーション®と出会えたことは、とてもラッキーだったと思います。

 

筋膜マニピュレーション®はとても可能性のある治療法です。

 

筋膜マニピュレーション®が広まれば、多くの人がハッピーになると信じています。

 

だから、筋膜マニピュレーション®を広めたい。

 

その為には、技術を磨いてもっともっと治せるセラピストになりたい。

 

夢の実現に向けて、なりふり構っていられないじゃん!

 

という熱い想いがこみ上げてきました。

 

すごい!

 

熱意は伝染するんです(笑)。

 

こんなステキな人たちと出会い、こんな貴重な体験ができて良かった。

 

やっぱり、わざわざイタリアのまで行って良かった。

 

筋膜マニピュレーション®は世界を救う!

 

というのをスローガンに、これからも精進して参ります。

※アシスタントのルカとフランチェスコ

【前編】はこちら

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