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約2か月続いた坐骨神経痛が筋膜調整で改善!(40代男性)

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

今回、坐骨神経痛の症状に悩まされていたのはHさん(40代男性)。

Hさんは趣味でフットサルを週に1回行うそうですが、プレー後の翌日は必ずお尻の張り感と痛み、ピリッとしたしびれも感じる状態でした。

症状が改善することなく1月半経過していたため、ネットで検索して当院にご来院していただきました。

以下、Hさんのお話。

趣味程度にフットサルを週に1回やっていますが、プレー後の翌日は必ずお尻に張り感と痛み、しびれのような感じもでます。

症状がひどいときは、太ももまで痛みや張り感を感じることがあります。

あとは、圧迫が原因なのか、長時間座っていると痛みがでます。

日常生活でも気になるので早く治したいです。

坐骨神経痛にお悩みのHさんの症状を確認

まずは痛む場所を確認します。

※写真は本人にご協力していただきました

手を当てているところが痛む場所です。

上の画像くらいの前屈角度で張り感と痛みは強くなるとのことでした。

坐骨神経痛にお悩みのHさんの筋膜の状態をチェック!

筋膜は外傷(肉離れ、骨折、捻挫等の様々な怪我)や使いすぎ(オーバーワーク)、使わなすぎ(ギプスによる固定など)が主な要因で、固く(滑りが悪く)なります

また、1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいです。

とういことは、筋膜に対するアプローチをしなければ筋膜の固さ(滑りの悪さ)は残り続け、他の部位へ悪い影響(可動域制限、痛み、感覚異常など)を及ぼす可能性があります。

上記を踏まえて問診していくと、Hさんの筋膜が固く(滑りが悪く)なりそうな要因として、

・仕事がデスクワークであり、座っている時間が長いこと(使わなすぎ)

・週に1回のフットサル(急な使いすぎ)

・剣道を小学生~高校生までまでやっていたこと(過去の使い過ぎ)

この3つが考えられました。

過去に怪我の経歴はなかったため、股関節~下腿(ふくらはぎ回り)を中心にチェックしました。

赤い点が痛む場所。

黄色い点が筋膜が固くなっている(滑りが悪くなっている)ところです。

初回の施術

複数のポイントに筋膜の固い(滑りが悪くなっている)部分がありましたが、初回の施術では、より筋膜の状態が悪いと感じた以下の黄色い点を施術しました。

施術後はおしりの張り感や痛みは改善しました!

2回目の施術

初回から2週間後。

※写真は本人にご協力していただきました

おしりの症状は改善されたが、前屈をすると太ももの裏に張り感や痛みが移動した感じとのことでした。

2回目の施術も、まずは筋膜の状態をチェック。

今回は初回よりも広い範囲で筋膜の固い(滑りが悪い)ところが見つかり、以下の黄色い点を施術しました。(赤い点が張りを感じる場所)

施術後は張り感がゼロになり、前屈も床に手を付けるほどに改善されました!!

※写真は本人にご協力していただきました

まとめ

Hさんの場合、

・仕事がデスクワークであり、座っている時間が長いこと(使わなすぎ)

・週に1回のフットサル(急な使いすぎ)

・剣道を小学生~高校生までまでやっていたこと(過去の使い過ぎ)

これらが筋膜が固くなる(滑りが悪くなる)要因として考えられました。

Hさんの仕事は基本的にデスクワーク。

デスクワークだと、身体が固まってしまう(筋膜が固くなってしまう)のは想像しやすいと思います。

そのような状態から週に1回のみフットサルを行うのは負荷が高いため、プレー後は症状が強くなるのではないかと思いました。

さらに、過去に剣道をやっていたことも要因だと考えた理由は、

特定のスポーツをするということは、特定の動作をよくするということであり、特定の場所に負荷が掛かりやすくなるから

そして、前述したとおり、筋膜の性質として1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいからです。

そんな昔のこと(怪我やスポーツ、趣味歴)も要因なの?

よくそんなことを患者様から言われますが、上記の理由で治療を組み立てるのにかなり重要なのです。

今回、Hさんのように坐骨神経痛のような症状で悩んでいるあなたも筋膜調整で改善するかもしれません。

なんなら、院長も坐骨神経痛に悩まされていましたが、筋膜調整で症状が改善していました!

誤解されているかもしれませんが、、、

筋膜は筋肉だけを包んでいる膜ではありません!!

骨、内臓器官、血管、神経など身体のあらゆる構成要素を包み込んでいるのです!

その筋膜が固くなり機能性が低下していたら、神経痛のような症状が起きても不思議ではないと思いませんか?

もしかすると、あなたのその神経痛のような症状も当院の治療で改善するかもしれません。

新たな治療として試してみてはいかがでしょうか?

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

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