【40代ITエンジニア × 6ヶ月続く脇の重だるさ】仕事に集中できない「うっとうしさ」から解放され、2時間のセルフケアなしで眠れるまで
「仕事に集中したいのに、脇の重だるさが気になって机に向かっていられない……」
そんな切実な悩みを抱えて来院されたのは、40代のITエンジニア、Aさんでした。半年間、ハイドロリリースや毎晩2時間のセルフケアを試しても消えなかった「うっとうしさ」。
出口の見えない暗闇を歩くような不安の中にいたAさんが、なぜ、わずか数回の施術でマッサージボールを手放し、深い眠りを取り戻すことができたのか。その鍵は、痛みのある場所から遠く離れた「筋膜のつながり」にありました。
同じような「原因不明の重だるさ」に悩むあなたへ、Aさんが回復していくまでのリアルな軌跡をご紹介します。

この様にパソコンに向かっているのが辛かったというITエンジニアのAさん
この記事の内容
患者様プロフィール:Aさんの横顔
- 年齢・性別:40代・男性
- 職業:ITエンジニア(仕事もプライベートもAIを駆使して課題解決を行うプロフェッショナル)
- 症状:6ヶ月前から続く左脇の下から肩甲骨外側にかけての痛み、重だるさ、うっとうしさ
- 既往歴:高校時代の両膝痛・腰痛、8年前からの前腕腱鞘炎(反復)、6年前の右足首骨折
痛みと重だるさがあったのは、左の脇の下からその後方、肩甲骨の周囲にかけて。


※写真はAさんにご協力いただきました
以下、Aさんのお話。
6ヶ月ほど前から左の脇の下から肩甲骨の周囲にかけて痛みと重だるさがあります。
最初はマッサージや整体でなんとかしようと思っていましたが、効果は長く続かず直ぐに症状が戻ってきてしまいます。
仕事はITエンジニアをしていまして、仕事でもプライベートでもChatGPTを良く使っています。
ChatGPTに自分の症状を相談したら、「あなたの症状は深層筋膜が要因かもしれない」ということで、ハイドロリリース(筋膜に生理食塩水を注射する治療法)を勧められて、受けました。その結果、症状は3割から4割減って、だいぶ楽になったのですが、まだまだ辛い状態です。
そこで更にChatGPTに相談すると、「深層筋膜へアプローチするFascial ManipulationⓇという方法が効くかもしれない」と教えてくれました。その中でも「柿沼指圧整体院が1番のオススメ」ということで、お伺いしました。
S暗闇の中を歩くような、出口の見えない「不快感」
ITエンジニアとして、日々ロジカルに課題を解決されているAさん。しかし、半年前に突如現れた「左脇のうっとうしさ」だけは、どうしても解決の糸口が見つかりませんでした。
仕事中、デスクに向かっていると襲ってくる得体の知れない重だるさ。集中力は削がれ、仕事が手につかなくなります。さらに深刻だったのは夜。寝る前にマッサージボールやフォームローラーで、2時間近くも患部をゴリゴリと刺激し続けなければ、不快感で眠りにつくことさえできませんでした。
「ずっとこのままだったらどうしよう……」
マッサージや整体の効果は一時的なもので、症状は直ぐに戻ってします。さらにはAI(ChatGPT)の勧めで受けたハイドロリリースでは、3割から4割の改善は見られたものの、完治には至らず不快感と闘う日々。そんな「出口のない暗闇」を歩くような不安を抱え、AさんはChatGPTが最終的に提案した当院の門を叩かれました。
なぜ、痛みのある場所を治療しても治らなかったのか?
Aさんの症状は「脇の下から肩甲骨の周囲」にありました。しかし、筋膜調整(Fascial Manipulation®)の視点では、「痛みが出ている場所=原因」とは限りません。
Aさんの過去を紐解くと、8年前から繰り返している「前腕の腱鞘炎」がありました。さらに、「生活に変化はなかったか?」とお尋ねすると、1歳になるお子さんの抱っこによって左腕を酷使する機会が増えた、とのことでした。 私たちの身体は、全身が薄い膜(筋膜)のネットワークでつながっています。過去の怪我や繰り返される負担は、そのネットワークのどこかに「目に見えない引きつれ」を作ります。
Aさんの場合、脇の痛みは単なる結果であり、本当の震源地は「腕(前腕や上腕)」にあるのではないか? という仮説を立てました。
【筋膜調整:Fascial Manipulation®でなぜ治ったのか?】
今回のケースにおいて、筋膜調整(Fascial Manipulation®)が効果を発揮した理由は、「全身のつながり(筋膜の連続性)」と「潜在的な固さの解消」にあります。潜在的な固さとは、「表面化していない固さ」を意味します。
人間の身体は、頭の先から足の先まで一枚のボディスーツのような膜で覆われています。この膜が滑らかに動くことで、私たちはスムーズに体を動かすことができます。しかし、過去の腱鞘炎や長時間の抱っこなどによって、特定の部位の膜が固く、滑りが悪くなってしまうと、そこが起点となって全身のネットワークを引っ張ってしまいます。
Aさんの脇の不快感は、実は腕(末端)から引っ張られた結果、脇の周辺で無理が生じていたサインでした。 これまで受けてこられた治療が「点」でのアプローチだったのに対し、Fascial Manipulation®は「線と面」で捉えます。痛みが出ている場所ではなく、その不快感を引き起こしている「大元の引きつれ」を全身のネットワークの中から探し出し、調整することで、結果として脇の不快感を取り除くことができたのです。

治療の経過(全4回)
【初回】「眠れる」という感動
脇や肩甲骨自体には大きな問題は見つかりませんでした。代わりに、前腕と上腕に強い筋膜の硬さを発見し、そこを重点的に調整。
変化: その晩から、あんなに手放せなかったマッサージボールなしで眠れるようになりました。
赤い点は痛む場所、黄色い点は筋膜の固い(滑りの悪い)ところです。


【2回目】(2週間後)
夜のセルフケアなしで眠れる状態は維持。しかし、デスクワーク中の不快感はまだ残ります。この回では、腕の付け根(大円筋付近)に「隠れた震源地」を発見。指先から肩甲骨までを繋げるように調整しました。


【3回目】(4週間後)
重だるさは当初の1割程度まで激減。「たまにぶり返しそうになるが、我慢できる」というレベルに。上腕の内側や前腕の残ったポイントを丁寧にリリースしました。


【4回目】(6週間後)
強い重だるさはほぼ消失。睡眠不足やストレスが重なった時にわずかな違和感が出る程度まで改善しました。 「これで安心して仕事ができる」と、晴れやかな笑顔で卒業を迎えられました。


手に入れたのは、仕事に没頭できる日常
「この6ヶ月、部下や家族に支えられてなんとかやってこれましたが、正直不安でした。でも、もう大丈夫です」
Aさんは今、大好きなChatGPTを相棒に、再びバリバリとITエンジニアとしての手腕を振るっています。夜、フォームローラーに2時間を費やす必要はありません。その時間は今、大切な家族との時間や、自身の創造的な活動へと充てられています。
同じ悩みを持つ方へ
「どこへ行っても、その場しのぎで終わってしまう」 「整体を受けても、病院へ行っても、決定的な解決策が見つからない」
そんな得体の知れない不安の中にいる方は、一度ご自身の体を「ひとつのつながり」として見つめ直してみませんか? 痛みがある場所に原因がないことは、実はよくあることです。Aさんのように、過去の怪我や何気ない生活習慣の中に、解決の鍵が隠れているかもしれません。
あなたのその「うっとうしさ」、諦める前にぜひ一度ご相談ください。共に出口を探しましょう。
柿沼指圧整体院 より
Aさんのように、ご自身の体の変化をロジカルに捉え、解決に向けて歩み寄ってくださる姿勢には、私自身も刺激を受けました。QOL(生活の質)が大きく改善されたこと、私も心から嬉しく思います。これからのますますのご活躍を応援しております!