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膝の痛みは治らないと思っていました-約3年間続く鵞足炎が改善!

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

今回、鵞足炎に悩まされていたのはRさん(30代男性)。

鵞足とは、すねの骨の内側(膝の近く)に位置し、縫工筋、薄筋、半腱様筋と呼ばれる筋肉の腱が骨にくっつく部位。

この部位がオーバーユースなどにより、炎症が生じて腫れや痛みがでる状態を鵞足炎といいます。

Rさんは、3年ほど前から膝の内側に痛みを抱えており、ランニングやしゃがみ込みの動作のときに痛みがでていたとのこと。

趣味でランニングを行っていたそうですが、最近は痛みが徐々に増えてきてランニングは控えるようになっていたそうです

負担を減らすためにウォーキングに切り替えるも、痛みは増す一方、、、

運動を半分諦めかけていた中、ネットで当院を見つけてご来院していただきました。

以下、Rさんのお話

前は5kmくらい走ると右膝の内側が痛くなってきてました。

最近は、これ以上痛くなるのが怖くて運動を控えるようになってしまいました。

仕事で少し走ったりするときがあり、その時も違和感はあります。

もし、治るのであればまたランニングを再開したいと思っています。

膝関節痛(鵞足炎)にお悩みのRさんの症状を確認

まずは痛む場所を確認します

※写真は本人にご協力していただきました

指している膝関節の内側に痛みがでるとのこと。

また、しゃがみ込んだときも痛みがでる様子でした。

※写真は本人にご協力していただきました

膝関節痛(鵞足炎)にお悩みのYさんの筋膜の状態をチェック!

筋膜は外傷(肉離れ、骨折、捻挫等の様々な怪我)や使いすぎ(オーバーワーク)、使わなすぎ(ギプスによる固定など)が主な要因で、固く(滑りが悪く)なります

また、1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいです。

とういことは、筋膜に対するアプローチをしなければ筋膜の固さ(滑りの悪さ)は残り続け、他の部位へ悪い影響(可動域制限、痛み、感覚異常など)を及ぼす可能性があります。

上記を踏まえてカウンセリングしていくと、Rさんの筋膜が固く(滑りが悪く)なりそうな要因として、

使い過ぎ(オーバーユース):サッカー歴(約10年)や趣味でのランニング、格闘技など

が考えられました。

過去に特別な怪我はなかったので、股関節~下腿(ふくらはぎ回り)を中心に筋膜の状態をチェックしました。

赤い点が痛む場所。

黄色い点が筋膜が固くなっている(滑りが悪くなっている)ところです。

施術

複数のポイントに筋膜の固い(滑りが悪くなっている)部分がありましたが、初回の施術では、より筋膜の状態が悪いと感じた以下の黄色い点を施術しました。

施術後、痛みは改善され、数年ぶりにスプリントもすることができたとのことでした!

ただ、違和感は残る様子であったため、再度筋膜の状態をチェックし以下のポイントをリリースしました。

2回目施術後時点で、違和感もなくなったとのことでした!

「数年ぶりに運動をすることができて、とても楽しかったです!」

というお言葉をいただき、こちらも効果を実感していただけて嬉しく思いました!!

まとめ

Rさんの場合、筋膜が固くなる要素として、

使い過ぎ(オーバーユース):サッカー歴(約10年)や趣味でのランニング、格闘技など

が考えられました。

鵞足炎はオーバーユースでよく発症するため、安静を強いられることも少なくありません。

しかし、前記したとおり安静にしたところで、筋膜が固くなったところは自然に改善されません

そのため、もし原因が筋膜にあった場合は、根本的な改善に至らず再度発症する可能性も高まります。

当院では、今回のように過去の怪我やスポーツ歴、生活習慣などを聴取して、症状が出ている原因(根本)を施術していきます。

もしかすると、どこへ行っても治らなかったその悩みも当院の施術で改善するかもしれません。

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

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