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休んでも治らなかったジャンパー膝が改善-ハードな寮生活中の高校生(サッカー部)-

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

今回ジャンパー膝に悩まされていたのは、高校生(サッカー部所属)のNくん

Nくんは親元を離れ、地方で寮生活をしておりハードな毎日を送っているとのことでした。

膝は3か月前から痛めており、帰省のタイミングでご来院していただきました。

以下、Nくんのお話

3か月前から膝が痛くなりました。

最初は左膝だけでしたが、徐々に右膝も痛くなってきました。

なかなか痛みが良くならないため、1か月前から全体練習には参加できていません。

今年は最後の年にもなるので早く復帰したいです。

ジャンパー膝にお悩みのNくんの症状を確認

まずは、痛む場所を確認します。

※写真は本人にご協力していただきました

指している通り、膝の両外側に痛みが出現するとのこと。

※写真は本人にご協力していただきました

ジャンプや写真のように段差を昇り降りする際にも痛む様子でした。

ジャンパー膝にお悩みのNくんの筋膜の状態をチェック!

筋膜は外傷(肉離れ、骨折、捻挫等の様々な怪我)や使いすぎ(オーバーワーク)、使わなすぎ(ギプスによる固定など)が主な要因で、固く(滑りが悪く)なります

また、1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいです。

とういことは、筋膜に対するアプローチをしなければ筋膜の固さ(滑りの悪さ)は残り続け、他の部位へ悪い影響(可動域制限、痛み、感覚異常など)を及ぼす可能性があります。

上記を踏まえてインタビューしていくと、Nくんの筋膜が固く(滑りが悪く)なりそうな最大の要因として、オーバーユースが考えられました。

過去に怪我をしたこともなかったため、骨盤~足部まで筋膜の状態をチェックしました。

赤い点が痛む場所。

黄色い点が筋膜が固くなっている(滑りが悪くなっている)ところです。

施術

初回

複数のポイントに筋膜の固い(滑りが悪くなっている)部分がありました。

膝は両側に痛みがあるとのことでしたが、1度に両側を施術しようとすると中途半端な結果になりかねないため、初回の施術では左足を中心に黄色い点を施術しました。

施術後、左膝の痛みや違和感は消失しました!

2週間後に再来院した際も状態は良好との報告を受けました!

2回目の施術

今回は右足を中心に以下の黄色い点を施術しました。

施術後、右膝の痛みも解消され、ジャンプや段差の昇り降りもできるようになりました!

↓↓施術後のアンケートにも喜びの声をいただきました!↓↓

まとめ

Nくんの場合、筋膜が固くなる要因として、

オーバーユース

が考えられました。

ジャンパー膝はオーバーユースでよく発症するため、安静を強いられることも少なくありません。

しかし、前記したとおり安静にしたところで、筋膜が固くなったところは自然に改善されません

そのため、もし原因が筋膜にあった場合は、根本的な改善に至らず再度発症する可能性も高まります。

当院では、今回のように過去の怪我やスポーツ歴、生活習慣などを聴取して、症状が出ている原因(根本)を施術していきます。

もしかすると、どこへ行っても治らなかったその悩みも当院の施術で改善するかもしれません。

おまけ

実は、ジャンパー膝が改善してから約1年後に腰痛と左足首の違和感で、来院していただきました。

今回も施術後、症状は大幅に改善し効果を実感していただくことができました!!

今後、Nくんはサッカーで海外留学予定とのことで将来の活躍に期待です!

怪我無く、楽しくプレーできるように陰ながら応援しています!

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幼少期から大学までサッカー選手になることを夢見ていましたが、怪我を繰り返し、実力的にも難しいと感じてその道を断念。 ならば、「自分が治す人になろう。」と思い、専門学校に入学し理学療法士の国家資格を取得しました。 赤十字病院で整形外科を中心に中枢、内部疾患にも携わりながら約3年間勤務。筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation®)認定セラピスト(日本ではまだ24人しかいない)である院長から2年以上指導を受け、現在は認定セラピストを目指し臨床に専念しています。

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