アキレス腱炎に悩む60代女性がバレエのレッスン再開!
今回、アキレス腱炎に悩んでいたのは、趣味でバレエをやっているEさん(60代女性)。
Eさんは約20年ほどバレエをやっている方でしたが、半年ほど前からアキレス腱が痛み出してレッスンに通えない状態となっていました。
その状態の中、ネットで当院を見つけていただき、ご来院いただきました。
以下、Eさんのお話
趣味でバレエを約20年間、週5回やっていました。
ただ、半年ほど前からアキレス腱が痛くなり、今はレッスンに通うことができておらず困っています。
左足は特に怪我が多く、15年ほど前には足首の靭帯の手術もしています。
今は階段の下りやつま先立ちなど、足首を動かす際に痛みが出ます。
また、痛みなくバレエができるようになりたいです。
この記事の内容
アキレス腱炎にお悩みのEさん(60代女性)の症状を確認
まずは、痛む場所を確認します。
※写真は本人にご協力していただきました
指している通り、アキレス腱に痛みが出現するとのこと。
続いて、痛みが出る動きを実施してもらいました。
↓↓つま先立ち↓↓
↓↓プリエ(バレエのポーズ)↓↓
※写真は本人にご協力していただきました
つま先立ちやプリエ(バレエのポーズ)で痛みが強くでる様子でした。
アキレス腱炎にお悩みのEさん(60代女性)の筋膜の状態をチェック!
筋膜は外傷(肉離れ、骨折、捻挫等の様々な怪我)や使いすぎ(オーバーワーク)、使わなすぎ(ギプスによる固定など)が主な要因で、固く(滑りが悪く)なります。
また、1度固く(滑りが悪く)なった筋膜は自然に改善しにくいです。
とういことは、筋膜に対するアプローチをしなければ筋膜の固さ(滑りの悪さ)は残り続け、他の部位へ悪い影響(可動域制限、痛み、感覚異常など)を及ぼす可能性があります。
上記を踏まえてインタビューしていくと、Eさんの筋膜が固く(滑りが悪く)なりそうな要因として、
・オーバーユース
・過去の複数回の捻挫
・左足首靭帯の手術
が考えられました。
なので、左足中心に筋膜の状態をチェックしました。
赤い点が痛む場所。
黄色い点が筋膜が固くなっている(滑りが悪くなっている)ところです。
施術
初回
複数のポイントに筋膜の固い(滑りが悪くなっている)部分がありました。
初回では特に状態が悪そうだと感じた以下の黄色い点を施術しました。
施術後、「痛みが緩和されました!」と効果を感じていただくことができました。
2回目の施術
1週間後にご来院いただきました。
階段を下るときの痛みは消失したとのことでした!
また、プリエ(バレエのポーズ)やつま先立ちでの痛みは残っているものの、大幅に軽減していると仰っていました!
2回目では、以下の黄色い点を施術しました。
施術後、その場での痛みはほとんどなくなりました!
3回目の施術
前回から約1か月後にご来院いただきました。
「日常生活での痛みはなくなり、少しずつバレエの練習も再開できました!」と報告していただきました!
ただ、練習後に多少痛みが出るとのこと。
3回目は以下の黄色い点を施術しました。
4回目の施術
前回から1か月後にご来院いただきました。
バレエのレッスンは通常通り再開できたけど、まだ練習後に多少の痛みが残る様子でした。
4回目は以下の黄色い点を施術しました。
施術結果
4回目の施術から1か月後に来院していただいた際に、
「レッスン後の痛みもなくなりました!」
とのご報告をいただけました!
現在では、メンテナンスも含め1~2カ月に1回程度ご来院いただいており、今後は徐々に負荷量もあげていければとのことです。
まとめ
Eさんの場合、筋膜が固くなる要因として、
・オーバーユース
・過去の複数回の捻挫
・左足首靭帯の手術
が考えられました。
オーバーユースに加え、過去の怪我や手術歴もあったため、筋膜の状態は悪かったです。
恐らく、膝から下だけの問題ではなく、臀部までの筋膜の固さが今回の症状を引き起こしていた可能性がありました。
というのも、
初めて臀部まで施術することができた4回目で症状が完全に改善したからです。
原因は症状がでているところだけとは限らないと言えるいい例だと思います。
当院では、今回のように過去の怪我やスポーツ歴、生活習慣などを聴取して、症状が出ている原因(根本)を施術していきます。
もしかすると、どこへ行っても治らなかったその悩みも当院の施術で改善するかもしれません。
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